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サルワーレ の歴史

サルワーレ ヒストリー NO.11【徹底手作り計画3】

| ヒストリー

さすがに1月は寒い、木枯らしの吹く中の作業である。先ず8時焚き火をして体を温める。覚悟を決めて足早に建物に入る。といってもまだ柱しかない。屋根作りから始める。とんでもなく寒い、しかし鼻水はでても不思議と風邪は引かない、10時と3時は休憩であり、もう少しもう少しと頑張る!屋根にグリーンのシートを張ると、いよいよ形が見えてきた!休憩時間にみんなで山の上から眺める。「やったね!」・・・・ともかくこれで雨はしのげる、次は壁作りだ!柱と柱の間に一つ一つ丁寧に筋交いをいれていく。今日は玄関周りができた。明日はトイレ周りだ。毎日着実に進んでいる。一月も中旬にかかると壁にシートを張り終え、少し風よけが出来たがまだドアや窓ガラスが無くまだまだ寒い。2月にやっとドアやガラスが入り雨風を凌げる隠れ家を完成した気分である!次は杉板を壁に張る作業である。手分けをして、どんどん釘で打ち付けていく。少々の曲がりは許される。「OK!OK!そこは見えんからOK!」という調子で作業は進む!

2月にこの冬3度目の雪が積もったある日の出来事である!朝一本の電話が!!「今日は雪で車が上がらんから休もうや!」と滝口さんからであった。ところがそのあと息子と二人で雪の降る中、電柱をかつぎ、チェンソーで組み立て始めたのである。そう!店のそとにあるデッキの土台をである。「まるでドラマの北の国からだな」「いやそれ以上かも」等と話しながらとうとう夕方まで働いてしまった。雪と赤土でドロドロになりながら…

こうして3月の初旬になるとほぼ形は出来上がり細々した作業にかかる。できたデッキの土台に床板と手すりをつける作業では、昨10月頃次男と近くの山え間伐にでかけ、約100本用意していた檜を皮むきから始める。赤井、ナベ、あつお、次男の友人も駆けつける。柱、看板、コンクリ、色んなところに記念の名前を刻んでいった。

次にもらってきたテストピースで花壇を作った。先ずユンボで形を作りテストピースをコンクリで固め枠を作る!美祢のイタリアン料理「ラ・モーダ」のオーナーには一緒に土方をしていただき本当に有り難うございました。